フライフィッシング入門　フライフィッシングの面白さと奥深い魅力を様々な角度から徹底紹介！

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世の中には、中毒になりかねないほど奥深い遊びがありますが、fly fishingもそのひとつ。
ただfly fishingは前向きで健康的な遊びですのでご安心を。
約500年前にヨーロッパでこの釣りは発展し、今や全世界に広まっています。日本に初めて紹介されたのは約100年前、日光中禅寺湖と湯川でした。

フライフィッシング入門

釣りには様々なジャンルがありますが、その中でもフライフィッシングは知的でスタイリッシュで、最も奥深いジャンルと言えるでしょう。

対象魚は、淡水ではトラウト類（虹鱒、岩魚、山女魚、いとう、ブラウントラウト、アメマス、スティールヘッドなど）や、サーモン類（キングサーモン、ピンクサーモン、シロ鮭、紅鮭、カラフト鱒）など。

海水では、シーバスやシイラ、ボーンフィッシュやセイルフィッシュ、ターポンなどそれこそ釣れない魚はいない位多岐にわたります。もちろん、バスや鯉も釣れますよ。

フライフィッシングには大きく分けて5つ（おまけ１つ）の魅力があると思います。

●１つ目は、フィッシングそのものです。

●２つ目は、キャスティングです。

●３つ目は、タイイング（毛鉤巻き・自然観察）です。

●４つ目は、Journey（旅）です。

●５つ目は、釣り文学（読書）です。

●おまけとは、枠の外へ出る自由です。（一番大切かも）

釣りそのものの楽しさ◆

例えば美しい山緑の中を澄みきった水が流れる渓流。そのほとりに立ち、リーディングウォーター（流れを読む）をし、作戦を練る。この事がすでにに大変楽かったりします。

ましてや、自分で作った毛鉤（フライ）に山女や岩魚が飛びつき、ググッとロッドをしならせ、生命の躍動感を直にこの手で感じる事が出来るこの瞬間は、日常では決して味わえない、興奮と胸の高鳴りがあります。

リールにフライラインを巻き込み、そのリールをロッドにセットします。リールからフライラインを引っ張り出し、ロッドのガイドにフライラインを通していき、ロッドの先端からラインを出します。
そしてその先にリーダー、ティペットと繋ぎ、ティペットの先端にフライ（毛鉤）を結びます。これで、フィッシングの準備が整います。

■フライフィッシングは、魚を釣るまでの過程で、様々なワクワクする創造力を私達に与えてくれます。

管理釣り場でただ釣れれば良いと100匹釣り上げる事と、自分なりの解釈で巻いたフライで、5匹釣った時の満足度は一概には比べられません。全ては一人一人の頭の中に答えはあると思うのです。

釣れない原因を考え、対策を練り、試行錯誤しながら実行に移し、思ったような結果を得られ満足する。その全てが自己完結できるフライフィッシングは、数ある趣味や釣りの中でも稀にみるメンタルスポーツだと言えることが出来ると思います。

道具の一つ一つに凝り、自然観察をしながら自然の偉大さを知り、ハンティングという本能を蘇えらせ、今の時代に生きる人間にとって忘れてはならない事実を教えてくれます。

■１人川辺に佇み、寂しさの無い孤独の中で、言葉にならない想いを全身で感じる為に又、釣りに出かけて行くのでしょう。