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武士道と騎士道

武士道と騎士道

騎士道とは、ヨーロッパの貴族階級の人達が築き上げたものです。
馬に乗って盾とサーベルなどを使い華麗に果敢に戦うイメージがあります。颯爽としていて高貴な精神がそこにはあると思います。その盾には薔薇が描かれているそうです。気品漂う香りの薔薇。自ら強い香りを放ち、周りを引き込みます。つまり、騎士道は薔薇なのです。


一方、武士道とは日本固有の精神文化として、今も尚日本人の心に受け継がれていると聞きます。勇、仁、礼、誠、名誉、忠義などの武士が守るべき道徳的徳目の作法という事らしい。新渡戸稲造著、武士道の第一行には「武士道は日本の象徴である桜花にまさるとも劣らない、日本の土壌に固有の華である」とあります。つまり、武士道は桜なのです。


そこで、ふと気付くのですが、薔薇は鮮やかな色合いで薫り高い綺麗な花です。人々を引き付けてやみません。が、その裏にたくさんの棘を持っている、と言う事。

一方桜は、色合いも控えめでほのかな香りを漂わせ、散際も美しい。これと言った強力な自己主張はほとんどない花です。でも、日本人は桜が咲く季節は誰もが桜の木の下に集まります。

同じに美しいのですが、その美しさの意味合いが違ってくる。
どちらがどうとは言えませんが、面白い比較だと思いませんか?

何だか全ての文化にその違いが現われているような気がしないでもありません。


釣りとはだいぶ話が逸れていますが、釣魚大全の中でアイザックウォルトンが言っている「study to be quiet=静かなる事を学べ」という言葉がなにか武士道と重なって感じるのも面白いと思います。

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