キャッチ&リリースについて
キャッチ&リリース
C&Rを考える時、その高貴な精神で行っている人もいるかもしれませんが、私に限っては、「そんなに釣った魚を持ち帰ってそれ全部食べれるの?」というのが本当のところです。
どうしてもキープしたいなら、
例えば家族4人だとしたら、4匹は持ち帰ってもいいんじゃないかな、と。
でもそれ以上キープするのはあなたのつまらないエゴなんじゃないですか、と。
私自身はそんなに思ったほど山女や岩魚は美味しいとは思わないですし・・。
味で言えば、海魚の方が断然美味しいですしね。
そんな感覚なのでC&R区間に限らず、ほとんど魚を持ち帰ることはありません。持ち帰るのが面倒くさい訳です。
ただ極稀に、家族に食べさせたくて何匹かはキープする時もあります。自分ではいいバランスだと思っています。何が何でもリリースしなければ・・と考えるのも何だか不自然な気がします。
それと最近は魚を傷つけずにリリースする事が大変快感なんですね。
少しでも傷つけてしまうと、まだまだ修行が足りない、なんて感じで。ですから当然バーブレスです。
何故バーブレスかというと、最初は魚にダメージを与えないためだと思っていたのですが、本当のところはその方がリリースが大変楽なんです。魚にダメージを与えずに素早くリリース出来る事は、私の釣りの技術の向上でもあり、精神衛生上もいい訳です。つまり、理屈ではなく気分がいいのです。
魚を釣れば釣るほど、魚に対する愛情は深くなりますね。
じゃあ釣らなければいいじゃない、なんて簡単な問題ではなくて、
魚の美しさは、すばらしいと感じます。