フック
フック
HENDS BL 510 - Shrimp Barbless カーブドシャンクフック
チェックニンフ(チェコニンフ)、カディスラーバ、カディスピューパ、シュリンプ、スカッドに最適!ばれにくいリバースドポイントを採用!
HENDS BL 120 - Jig Barbless ジグフック
メイフライ系のニンフ、小型ストリーマー、ウェットフライにも!
この斬新なフックで、根がかりを回避しフッキング率を向上させよう!
シマン ドロップウェイテッドニンフフック
ソラックス部分がドロップシェイプのウェイトになっている画期的なニンフフックです。チェックニンフィング、ポーリッシュニンフィングに最適です。
コラム
バーブレスフックというもの
私は、基本バーブレスフックで釣りをしています。その方がフェアーな感覚があり、後ろめたい感情にもなりずらいからです。ランディングテクニックもバーブレスを使うことにより向上します。何故なら一瞬のラインの弛みが勝敗を分けるからです。ですから、チャンピオンシップのバーブレスフックの使用というレギュレーションは、とても好きです。
そのことを、とある釣り人の集まりの時に話したのです。そうしたら、同席していたベテランのフライマンが私にこう言いました。
「分かるよ。でも、一生に一度出会えるかどうかの魚には、間違いなくバーブフックを使うよ」と。
それを聞いたとき、私は「ハッ」となりました。
私も、そういう状況であれば、バーブフックを使うと思ったからです。
「どうしてもこの手で触れたい」と、思うのは、ものすごくピュアーな精神であるはずです。
そうです。それが正直な釣り人の欲です。そして、それは正しいと思います。
つまり、
何が何でもバーブレスでなければいけないとか、
バーブフックは良くない、とかいう単純な話ではなく、やっぱり思考のバランスなんだなと、その時、そう思いました。
状況によって、思考は柔軟に変化していくべきだと。
水の流れのように。
管理釣り場やC&R区間で、鋭いかえしのフックを見ると少し悲しい気持ちにもなります。
しかし、ここぞの勝負のときは、研ぎ澄まされたかえしのフックを使い、何が何でもランディングしてやる、と鼻息を荒くしてもいいはずです。
でも、ここぞの勝負の魚っていつどこで?どんな時?
何が何でもC&Rしなければいけないのか?という問いになかなか答えがないように、フックのかえしにも、個人の思考が大きく反映されるグレーゾーンがあるのです。
悩ましきは釣り人ですが、
それだからこそ、釣りは面白いと思うのです。